HOME サイトマップ 個人情報の取扱いについて

お知らせ

2011年度画像工学同窓会主催の見学会

筑波宇宙センターでの記念撮影 9月13日、本同窓会の見学会に参加しました。朝9時15分につくば駅に集合し、貸切バスで最初の見学先の独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター(つくば市)へと出発しました。門を入るとすぐに50mの人工衛星打上げ用ロケット(H-II)の実機が展示されていました。福田徹先輩の案内と講義の後、展示館「スペースドーム」を見学。エントランスホールに縮尺百万分の一の巨大な地球儀が展示されていました。地球儀には、国際宇宙ステーションも同じ縮尺で設置されており、地球との距離、大きさがわかりやすく、その軌道が意外と地球に近いことが実感できました。国際宇宙ステーションに設置された日本の実験棟「きぼう」の実物大モデルの船内実験室では、天井が、かろうじて大人一人が立って歩ける程度の高さで、圧迫感がありました。大型バスと同じ位の大きさと案内がされていました。床には上下を認識するための印が付されており、宇宙飛行士の実験環境のストレスを感じました。

その後、衛星画像解析等の説明を受けました。だいち(ALOS)衛星からの衛星画像は、東日本大震災の被災地の被害状況の把握に迅速に役立てられたそうです。衛星データの画像解析に関しては、千葉大学環境リモートセンシングセンター(CEReS)在籍中に少し(!)学びましたので、大変懐かしかったです。ちなみに、CEReSでは、気象衛星ひまわり7号の可視チャンネルで震災前後の海岸線の変化の様子を解析し、公開していました。

午後は、柏市の(株)シンク・ラボラトリーを訪問しました。同社では、重田社長案内のもと、グラビア製版システムの開発、設計、製作の様子を見学しました。グラビア製版システムは、ロボットによる全工程運転で、なんと夜間も無人で運転し続けることができるシステムを見せていただきました。全工程システムを稼働させるための人材育成までも行っていることに驚きました。プラズマテレビのガラスパネル電極板をはじめ、プリント基板の連続フィルムなど、“ロール製版技術”を活かし多方面に応用展開しているそうです。また、環境負荷が少ないことで水性インキに着目し、乾燥時間が長い等水性インキ特有の課題を、版の書き込み深度を浅くすることで解決し、水性インキを用いたグラビア製版を実用化させたそうです。

大型フラットテレビなどの需要が増え、大型機械部品加工に対応するために、なんと自社で最新の大型マシニングセンタも備えていました。冷静で穏やかな語り口に秘めた実現力を重田社長と株式会社シンク・ラボラトリーに感じました。大変勉強になりました。

最後に、東京駅近くの中華料理店萬寿園にて懇親会が行われました。貸切会場でしたので席移動をしつつ大変盛り上がりました。

岡沢 理華(1997年 画像工学科卒業)

Copyright (C) 2005 Faculty of Engineering chiba university alumni association. All Rights Reserved.