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お知らせ

画像工学同窓会・見学会

「画像芸術に触れる交流会」の報告

千葉大学画像工学同窓会では、2012年9月11日(火)午後に5回目となる見学会を行いました。学生を含め28名あまりが参加しました。大日本印刷五反田ビルに集合し、「ルーヴル-DNPミュージアムラボ」や、IT関連技術などを見学しました。電車で恵比寿に移動し、「東京都写真美術館」を学芸員の解説で見学し、さらにはバックヤードの見学もさせていただきました。その後の懇親会を、恵比寿のビヤステーションで行い、同窓の交流を深めました。

以下に参加した卒業生の参加記を掲載いたします。
「画像芸術に触れる交流会」の報告「画像芸術に触れる交流会」の報告

画像工学同窓会見学会参加記

9月11日、まだ暑さの残る中、同窓会開催の見学会に向かいました。
見学会参加のきっかけは2008年のある日、上司に声をかけられ、記念すべき第1回の見学会にアテンド側として参加したことでした。第3回にも(出席者側で)参加させていただき、今回の第5回で3回目の出席となりました。

集合場所のDNP五反田ビルに到着したのは13時前。入口ではDNPの3文字が逆転した画像工関係者なら「おっ」と思うお洒落なオブジェが出迎えてくれました。DNPに勤務する,同窓の斎藤先輩の概略説明の後、見学へ。まずはソリューションスクエア。AR(拡張現実)ではカメラにQRコードなどのシンボルを映しこむと、カメラに映った現実空間に車などが合成されて画面に表示されるデモを、また、電子透かしでは普通に見える雑誌の表紙をカメラにかざすと情報が読み取れるデモをしていただきました。ここでアテンドをして頂いた女性の方はソリューション担当の方だったと思うのですが、技術的に細かいことばかりを質問する我々同窓のメンバーにも丁寧に笑顔で対応していただきました。次は同フロアのルーブルDNPミュージアムラボへ。ゴヤの「青い服の子供」を題材に、PCではなく実際のオブジェクトに触れることで絵画の素材、経年変化を解説するシステムや、180インチの超高精細スクリーンでの説明、CGによる「青い服の子供」の背景・持ち物・服の色を入れ替える画像合成システムを見学しました。画像・絵画も単に見るだけでなく、子供でも扱えるインターフェース、それを支える最先端技術を通じて、より直観的に捉え、さらに使いこなす時代に進んでいることを実感しました。

15時頃DNPを後にし、JRで恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館へ。山口さんの案内で荷物用エレベータに乗って、通常では入れない美術館のバックヤードへ潜入。ここでは写真の保存や、額へセットする作業をされていました。保存のため写真の間に挟む紙のpHの管理をされていることや、額の保存数などに驚きました。また、美術館のロビーが暑いと思っていたら、省エネで電力制限のある中、作品のあるスペースの環境安定化に電力を優先しているとのことでした。作品の保存に非常に気を遣っていることを実感しました。次に「自然と鉛筆」を見学しました。テーマ名である「自然と鉛筆」は世界初の写真集とのことで、6分冊すべて揃った貴重な1セットが公開されていました。ここでの見学は、画像工学科同窓会・特別解説付きコースでした。説明していただく言葉の中に出てくるタルボット、カロタイプなどに懐かしさを感じながら(必死に思い出しながら)見学しました。リアリズムを求めて技法が生まれる一方で、その技法を用いた新たな表現方法が生まれる流れを、作品を通じて見ることができました。私にとって、「画像」とはどうあるべきかを考えさせてくれる貴重な講義となりました。

17時頃には集中講義も終わり、気がつけば久しぶりの立ちっぱなしでやや腰が痛くなり始めたころ、最後のイベントとなる懇親会の会場へ移動しました。

先輩、大先輩の方々から色々なお話をうかがっていたところ、学生さんではない若い方を発見。聞いてみたらなんと平井先生とのこと。画像工も先輩方はもちろん、若い方も活躍されていることに改めて感心させられました。

今回の見学会は、午後開催、徒歩移動、芸術との交流、と従来と雰囲気も異なり新鮮でした。開催・説明にご尽力くださいました関係者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

また、本稿を読まれてまだ見学会に参加されていない方(特に若い方)、通常では見られないようなところを経験できる良い機会だと思います。一度、参加してみてはいかがでしょうか?懐かしい方にも会えるかも。

キヤノン 1999年卒 中瀬貴大

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